作 品 作 者 玄鳥掲載

劫立てのような恵方詣かな 岡部 栄一 平成23年1月
薺打つ野草図鑑に栞して 岡部 栄一 平成21年2月
なずな粥近頃釘は打たざりし 岡部 栄一 平成18年4月

目つむりて聞く七草の母の唄 土肥 幸弘 平成21年2月
折り畳まれし一葉があり初詣 土肥 幸弘 平成17年2月
裏山に強き風音七日粥 土肥 幸弘 平成14年3月
真一文字に咥へし破魔矢尿とばす 土肥 幸弘 平成14年2月
潮騒の意外に近しひめ始め 土肥 幸弘 平成13年3月
賽銭に頭上越されし初詣 土肥 幸弘 平成13年3月
遺失物に入れ歯もありて初戎 土肥 幸弘 平成11年3月
どんど火のどんと崩れて海現るゝ 土肥 幸弘 平成9年4月

白朮詣悪口雑言吐いてくる 窪本 正行 平成23年4月
ひらがなの漸く読める初御籤 井上 美知子 平成22年5月
スキップしてキスして終わるどんど焼 山内 宜子 平成19年5月
居酒屋に成人式があらわれる 伊藤 保子 平成18年6月
妻たりし日の遠くなりなづな粥 今井 去q 平成18年4月
若水や棚のそろばん五つ玉 松田眞喜子 平成17年5月
餅花や金子みすゞの子守唄 小川 文子 平成15年5月
新刊の本の手ざわり鏡餅 今井 紋子 平成14年5月
ふる里にきて餠花の下に寝る 志水 つい 平成14年5月
初詣人より多く鈴鳴らす 坂本 鯨子 平成14年4月
江の電のながき警笛実朝忌 井上きくを 平成13年5月
成人の日のたこ足を跨ぎけり 坂本 宣子 平成12年5月
手古摺りて畳む袴や夕霧忌 山崎冨美子 平成10年5月
左義長の煙たまわる父祖の山 酒井 和子 平成8年5月
女正月名湯浴剤貰いけり 中島 恒子 平成7年5月


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