顧 問 土肥 幸弘

  当月作品 令和2年3月
   
     句集「梟夢庵」より
 
   身内だけの祝宴冬の河流れ

  切株に雪疾走の青年よ

  象とライフル欲しくて冬の街に出る

  絞めやすい妻のほそ首夜の雪

  裂けた木の裏にしゃがんで弟妹ら

  指話中製鋼所が過ぎ枯野が過ぎ
 
  家族して冬の三日月食い減らす





 顧問 土肥 幸弘  
   プロフィール


  ・昭和4年10月生まれ

  ・中学時代から父共峰と共に句会に出席
    西東三鬼の指導を受けるが中断

  ・昭和42年俳句再開、「水鳥」入会

  ・平成6年「水鳥」主宰となる

  ・平成7年「玄鳥」創刊、主宰

  ・平成20年「玄鳥」顧問となる

  ・兵庫県俳句協会常任理事

  ・句集「梟夢」
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顧 問 句 碑 (高知県 香南市)



鯨の中の畳の部屋の灯が点る



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