顧 問 土肥 幸弘


2018年 当月作品 5月
   
句集「梟夢庵」より



 桜には少し間のある二階かな

 紅梅になる決心の枕かな

 さくら千本なかに一本床柱

 春の夜や襖の奥に天地あることも

 桃の花ときどき人にさわりけり

 消しゴムに匂いありけり春の昼
 
 葬終わり五月の午後の余りけり



 顧問 土肥 幸弘  
   プロフィール


  ・昭和4年10月生まれ

  ・中学時代から父共峰と共に句会に出席
    西東三鬼の指導を受けるが中断

  ・昭和42年俳句再開、「水鳥」入会

  ・平成6年「水鳥」主宰となる

  ・平成7年「玄鳥」創刊、主宰

  ・平成20年「玄鳥」顧問となる

  ・兵庫県俳句協会常任理事

  ・句集「梟夢」
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顧 問 句 碑 (高知県 香南市)



鯨の中の畳の部屋の灯が点る



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