顧 問 土肥 幸弘


2018年 当月作品 8月
   
句集「梟夢庵」より



 短夜の紐が一本余りけり

 炎昼やもの食う箸がゆき来して

 梁も柱も駈けてゆくなり祭の夜

 蚊を打って序いでに男うち落とす

 短夜の水の上ゆく枕かな

 足裏に付きし広告昼寝覚
 
 船底に寝て八月の樹を想



 顧問 土肥 幸弘  
   プロフィール


  ・昭和4年10月生まれ

  ・中学時代から父共峰と共に句会に出席
    西東三鬼の指導を受けるが中断

  ・昭和42年俳句再開、「水鳥」入会

  ・平成6年「水鳥」主宰となる

  ・平成7年「玄鳥」創刊、主宰

  ・平成20年「玄鳥」顧問となる

  ・兵庫県俳句協会常任理事

  ・句集「梟夢」
.
顧 問 句 碑 (高知県 香南市)



鯨の中の畳の部屋の灯が点る



TOPへ